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小須田 ゆりか

2008年11月1日、福岡市のヤフードームに隣接するショッピングモール「ホー クスタウン」での
ミニコンサートで、
私は教会のゴスペルチームの一員としてキーボードを弾いて歌っていました。

 


突然、頭の中で熱湯が飛び散ったような激しい頭痛があり、最後の曲の前奏 を弾いたりあたりで、目も見えず、耳も聞こえなくなり、意識が遠のいていきました。幸い背もたれのある椅子だったので、「椅子から落ちたら大騒ぎにな る!」と思って椅子の背に倒れかかっていました。すると最後の曲の後半、意識が戻り、目も見えるようになって、キーボードを弾き、歌うことができました。 チームのメンバーたちは、伴奏がなくなって「あれ?」と思ったそうですが、動揺せず更なる一致が与えられ、無事コンサートを終えることができました。神様 が守ってくださいました。ハレルヤ!

すぐに夫(牧師)が呼んでくれた救急車で病院に 運ばれ、検査の結果、くも膜下出血と診断されました。普通は緊急手術なのですが、出血箇所が目の奥(頭の深部)であり、動脈を傷つける危険もあるというこ とで、大量出血の場合の輸血などの体制を整えて、4日後の水曜日に手術することになりました。夫はお医者さんから、たいへん厳しい状況を言われたそうで す。全国の教会で、たくさんの方が感謝し、祈ってくださいました。なぜなら、困難の背後には、神様のすばらしいご計画があるからです。

3日(祝)には九州の長老牧師ご夫妻が長崎から 祈りに来てくださいました。私は絶対安静で、ほとんど眠らされている状態だったので、病室に来られたこともぼんやりとしか覚えていないのですが、「手術し ないで直るように祈ってください。」と言ったそうです。自分では病気の状況(手術が必要なことなど)をわかっていなかったので、神様が言わせて下さったと 思います。そこで全九州の教会に、「手術しないで直るように!」と、祈りの課題をまわしてくださいました。

5日は朝から手術の予定で3人の医師が体制を整 えてくださっていましたが、担当医から「どうしても気になるので、危険は伴う精密検査ですが、手術前に検査したい。」と言われ、直前に造影剤を使っての検 査を行うことになりました。これも、神様がその思いを担当の先生に与えられたとしか思えません。その検査の結果、出血した付近を調べても出血箇所が特定で きないということで、突然、手術は中止になりました。そのあとの検査の説明の時に、主人はお医者さんに「教会で手術しないで直るように祈ってくださってい るんです。」と言ったそうです。また、その日の午後、医師が病室に来られた時に、福音を語る機会も与えられました。


私は、眠りから覚めた後は、頭痛と全身の具合の 悪さがあり、プラス不眠と苦しい日が続きました。具合悪いので眠りたいのに、夜も昼も全く眠れないのです(三日目からは薬を出してもらいました)。苦しい 時間がたっぷりあるので、ひとつひとつを徹底して感謝しました。刺激を避けるために、電気はつけず、ブラインドも下げたまま安静の状態だったので、神様の ことばが聞きたいと思って祈りました。その時に思い浮かんだのは「十日の間苦しみを受ける。」(黙示録2章10節)というみことばで、「10日で大部屋に 移れるのかな?」と思いました。(個室=重病と思っていたので)すると、10日が近づくにつれて、どんどんよくなり、11日目の朝、大部屋に移りました。


この驚異的な快復には、看護師さんや掃除のおば さん、食事を運んでくださっていた看護補助の方々もびっくり。「何日か前とは違う人みたいだね!」と言われ、神様のいやしのちからを強く感じました。13 日に再検査を受け、主人と一緒に写真を見ながら説明を受けました。主人は「担当医を通して、神様が語ってくださるように」と祈っていたそうです。先生は 「ここが切れたのでは?と思える場所はあるが、今は正常であり、血が流れた痕が黄色く残っているだけです。こういうことはまれです。」また、「手術をして いないので再発の可能性はありますが、あとはそれこそ祈りですね。」と言われました。お医者さんも神様のちからを感じておられたと思います。


そして15日、入院からちょうど2週間で退院と なりました。ゴスペルを歌っていて倒れた、というのはかなり特殊なことらしく、入院中看護師さんたちからいろいろ聞かれ、証しをしたり、教会やゴスペル チームに誘ったりしました。そしてクリスマスの時季には、いくつかのコンサートにでることもできました!

祈ってくださった方々、病気のために感謝してくださった方々、心から感謝します。 そして神様に栄光がありますように!


(2009年4月1日、医師の許可も取れ、アメリカ・サンディエゴで持たれたマーリン・キャロザース師のセミナーに夫婦で参加)

 

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