主日礼拝説教要旨

2012年11月4日 ヨハネ森啓一牧師

マタイの福音書28章16節~20節

ここは、大宣教命令が語られたところです。
大宣教命令は、教会に与えられた中心的な召しであり、使命です。
この他に、マルコの福音書16章15節~20節, 使徒の働き1章8節と、聖書では三箇所に大宣教命令が書かれています。
マタイ28:16~20, マルコ16:15~20は、大宣教命令の目的が書かれています。 また、使徒1:8は、宣教の働きをしていくためのポイントが書かれています。
イエス・キリストはエルサレムで復活され、そこで弟子達に会っていますが、あえて、イエス・キリストが宣教を開始された地、ガリラヤに弟子達を導きました。 それは、弟子達に大宣教命令を与えるためでした。
大宣教命令の目的は、(1)福音を伝えて、人々に救いを与えること。 (2)救われた人々を教え、弟子とすることです。
宣教の働きをしていくためのポイントが、使徒1:8に書かれています。 聖霊の力を受けて、弟子達が中心となり、教会がスタートしました。
12弟子は教会のひな型です。弟子達は、聖霊の力を受けて宣教をスタートしました。
そして、全世界に出て行き、福音を述べ伝えると言う働きが始まりました。
コリント人への手紙第一 2章4節には、宣教は御霊と御力の現れであると書かれています。
エルサレムから始まった宣教が、再びエルサレムに戻るため、神は私たちに霊を注ぎ、働きを成就していかれます。
私たちが福音を伝える中で、神が働かれ、救いが起こって来ます。
私たちは聖霊に満たされ、神の力を受けて出て行く必要があります。
神の力が現わされるポイントは、神に聞き従うことです。 さらに、
聞き従いを強め、教会に与えられた中心的使命である大宣教命令を全うして行きましょう。 (文 青木