主日礼拝説教要旨

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2012年7月29日 ヨハネ森啓一牧師

使徒の働き1章8節

本日の御言葉は、イエス様が語られた大宣教命令です。この時はまだ教会がありませんでしたが、大宣教命令は教会を土台としています。 大宣教命令を行うためには 力が必要です。その力は、ペンテコステの日に祈っていた弟子たちに注がれました。弟子たちは聖霊に満たされ、 聖霊のバプテスマを受けたのです。そして 聖霊時代がスタートしました。それは同時に教会時代のスタートであり、また終末の時代のスタートでもあります。ゴールは キリストの再臨です。 ペンテコステの日におきたことは、ヨエルの預言の成就です。しかしすべては成就していません。キリスト再臨の直前に ヨエルの預言のすべてが成就するのです。終わりの時代の完成のために 再び聖霊が注がれ 賜物が用いられ 終末のリバイバルがやって来ます。今は キリストの再臨直前の時代なのです。 ペンテコステの日に なぜ聖霊が注がれたのでしょうか?それは教会時代挿入のため 教会を生み出すためです。福音宣教のために、聖霊の働きが 賜物の働きが、教会を土台として進められていきます。教会には、神から委ねられた働きがあります。その働きをしたかしないかによって 教会ごとに携挙がおこるのです。 では 教会が携挙されるポイントとは 何でしょう?一つは聖霊に満たされることです。二つ目は賜物を用いること。三つ目は神に委ねられた働きを忠実に行うことです。働きの数ではありません。神の御心とされる働きであるかどうかがポイントなのです。 ヨエルの預言は これからの時代に成就します。そのため私達は 召されている教会を基盤としながら、聖霊に満たされ 賜物を用いつつ 終わりの時代の神の特別なご計画 神の御心を全うして歩んでまいりましょう。(文 小川)